こんにちは。Highmountです。
随分久しぶりの更新になってしまい、気がついたら令和になってしまいました。
近況を更新していたのが1月の末ということで、その後をざっくりと垂れ流そうかと思います。
M1スーパーシャーマンが終わったあと、昨年末に唐突に思いついてしまった「赤い戦車をつくる」という思いつきに従うことにしました。 赤い戦車……旧ソ連の戦車を作るということではなく、文字通り「色が赤い戦車」を志向したわけなんですが。 ちょうど手元にジャンクのKV-1Cがあります。そしてタミヤのKV-1Bが再販されたのに伴い、ジャンク品になかった履帯を部品手配していました。
もう素材はこれじゃね?と思い至り、勢いで作業を開始しました。
赤を映えさせるためには下地処理が必要です。試しにホワイトで全塗装してしまい、上から赤を塗っていくことにしました。
多少下地が剥がれるのは想定していて、それはそれで思い通りなんですが、作業を進めると思った以上に剥がれます。
これは下地はアクリジョンあたりにしとくべきでした。
そんなときにふと思い出しました。「ピンクは結構下地の隠蔽力が強い」とどっかで聞いたことを。 手元には別用途のために注文したピンクの塗料がたまたま到着していました。 フラットレッドに試しにピンクの塗料を投下……塗ってみるとどっかのピンクな夫妻が好きそうなショッキングピンクになってしまい、こりゃいかんと。 フラットレッドの分量を増やして塗り直し、なんとか赤に振り直すことができました。
デカールはKV-1Cのものは劣化がひどく使いものにならなかったので、KV-1Bから借用。なんと書いてあるのかはわかりませんがファシストをdisっている内容っぽいのでこれを選びました(左右に貼るはずが片方破いてしまった……) お決まりの百均パステルでの彩度落としと汚しでなんとかイメージは保ちましたが、泥表現をグレーにしてしまったせいで“田んぼのトラクター”状態です。
結局1月に完成させるつもりが、2月後半までかかってしまいました。
続いて取り掛かったのは、作ったまま塗らずに放置していた陸上自衛隊61式戦車。
これを平成30年度最後の作品にするべく急ピッチで作業を進めました。
なぜか「61式はOD単色」というイメージがあるため、OD色(陸上自衛隊)の単色塗装とすることにしました。 またワイヤーとかもちゃんと作ろうと思い、買ったまま放置していたモデルカステンのソフトステンレスワイヤーを初使用。 元のままではシルバー過ぎるので、ダークアイアンをこすりつけて元のワイヤーより黒く仕上げてみました。
このキットもデカールが劣化していたようで貼っている途中にポロポロ割れてしまったため、泣く泣く使えるデカールだけ使用しています。百均パステル汚しでだいぶ見えませんが。
そして平成最後を締めくくるのは、こちらも作って塗らずに放置していたレオパルト1A4。 実は作ったのはレオパルト2A5が先でこちらも放置しているのですが、これに取り掛かる前の予行としてレオパルト1A4を先にすることに。
通常であればNATO迷彩を塗るのであれば、NATOグリーン、NATOブラック、NATOブラウンのNATO3点セットを使うのですが、今回はトルコ陸軍に配備されていたレオパルト1A5の迷彩をモチーフにすることにしていました。 このレオパルトは写真で見るとM60Tサブラと比較してもグリーンがかなり明るく、NATOグリーンでは暗すぎると判断。 そこで、M1スーパーシャーマンでも使用した濃緑色(陸上自衛隊)を再度使うことにしました。
最後に61式戦車で使って余ったパステルを使い、塗装の彩度を落としていきます。 ついでに強くこすりつける場所もつくってすす汚れを表現。
センサー部のブルーはT-55エニグマを塗ったとき使ったロイヤルブルー、ライト部分はたまたま買ってきていたフラットアルミで塗装。フラットアルミは長期在庫品だったようで、沈殿した部分が半ば固着していて溶くのに苦労しました。
急いで作業を進めてしまったのでベース塗装があまり綺麗に整わなかったのが反省点です。
なんとかギリギリ平成の最終日に間に合いました。
今年は既に4つ(うち1つは年末からの仕掛かりでしたが)仕上げるというハイペースですが、塗装前の組み立て・加工作業をしているのが昨年からの仕掛かりであるIV号戦車D型とティーガーIの細部処理と、新規はなんとなく作ってみたM5A1のみとちょっと寂しい状況。 塗装待ちのストックがあるのでセーブしてきたものの、さすがにそろそろ新規製作もやっていかねばなりません。13個も未着手で積んでるし。
令和という新時代になりましたので、頑張って取り組んでいこうかなと思っているところであります。
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